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松前に行ってきました。 [旅行記]

昨年行こうと考えていた松前にやっと行くことができました。

目的は、もちろん桜です。

宿が少なく、桜時期はまず泊まれないので日帰りということになります。

そんな理由もあり昨年は函館の五稜郭に変更したのでした。

でも、今年は行ける(日帰りが可能になった)。

それはこれ、

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そうです。北海道新幹線が函館北斗まで開業になったのです。

運賃は昨年より高くなったのですが、裏技を使いなんと4割引きで利用することができました。

朝一番の函館北斗行に乗り込んだのは6時32分。新青森始発なのでガラガラ貸し切り状態。

大丈夫かなJR北海道と思いつつも快適に出発しました。

約50分で木古内駅に到着。新しい駅舎なので木の香りが凄い。

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しかし、少し難を言えば新幹線の改札から正面である南口に出る通路がわかりにくかったところ。

バスの時間が迫っていたので少しあせった。(聞けばいいのにね)。

やっと駅前のバスに乗り込むと高校生でいっぱい。思わずスクールバスかと思ったぐらい。

まあ、座れたので一安心。高校生のほかは、自分より少し上の旅行者らしき人一人。

この人については後程また書きます。

隣町の知内高校についたら一斉に降りて行った。誰も、停車ボタンを押さないのに毎日のことだから

運転手さんも心得ているようでなんかほっこりする風景だった。

そこから約一時間は、おじさん二人を乗せて一路松前へとなりました。

幸い天気に恵まれポカポカと暖かく、今年は早いと言われる桜の開花を楽しみにバスは進みます。

なぜ、松前に行きたかったかというと北海道唯一の城下町であることと250種1万本と言われる桜が

観れるという理由です。青森からも近いしね。例年だと5月に入ってからが見頃というんだけど、去年も

4月の後半には開花していたみたいだし、弘前も16日開花だから25日あたりが丁度良いだろうということで

この日に決めました。それに、先ほど書きましたが、ゴールデンウイーク前だと4割引きで往復4400円も

お得というのに惹かれ、4月1日には切符をゲットしてしまった次第。


松前について一番最初に見た桜は、松前三大桜の一つ「夫婦桜」。

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「染井吉野」と「南殿」が寄り添うように咲くという珍しいもの。まだ3分咲きぐらいでしょうか。

そこから少し上ると松前城の正面に出ます。

その前にあったのが、

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標準木に指定されていた「染井吉野」。これもまだ5分咲きぐらいでしょうか。

ちょっと不安になります。でもまあ、標準木がこのぐらい咲いていたので大丈夫でしょうと園内を巡ります。

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早咲きという「南殿(なでん)」がこんな感じです。この公園には、この種が多い。

松前三大桜の一つ「血脈桜」がこの種類だからかな。

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「血脈桜」もまだ満開とはいかない様子。あと3日ぐらいかな。

祭りの初日が29日だから、園内も人が少なく静かなものでした。

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中咲き・遅咲きの桜が多いのか、つぼみが大半の中撮影には結構大変でした。

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続きは明日。眠くなってきました。
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義経北行伝説。 [旅行記]

竜飛の帰りは、いつもの海岸沿いにしました。

竜飛から20分ほどで三厩の村に着きます。

その入り口(竜飛側からの)にあるのが「義経寺」。

小高い山の中腹にあるので、100段ほどの石段を登ります。

これが結構、キツイ(汗だく)。

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石段を登りきると、この門がお出迎え。

山門は古そうだが、横にある寺の名柱は最近の物のようだ。

門の中には、おなじみの仁王像が

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「阿」と・・・・・

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「吽」が、睨みを効かせてます。

門を潜るとすぐに本堂があります。

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龍の彫り物がいい感じですね。

そう言えば、「龍馬山義経寺」ですものね。

鐘撞き堂の裏からは、三厩港が一望出来ます。

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汗をかいて登ってきた甲斐があったというもの。

寺の下には「厩石」という大きな岩があります。

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これこそが義経伝説の象徴的な岩らしい。

傍にある看板によると、衣川の戦いで生き延びた義経が蝦夷に渡るべくこの地までやってきたが

波が荒く船も出せない。そこで、この岩に登って3日3晩願をかけたところ、岩の下に3つの

穴が穿たれていて、そこに龍馬が3頭繋がれていた。その馬に乗って蝦夷に渡りましたとさ。

それでこの地を「三厩」と言うそうな。実に荒唐無稽な話であるが、浪漫がある話でもある。


義経に思いを馳せながら海岸線を平舘まで進めると

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下北半島が綺麗に見えていた。

たまにこんなプチ旅もありかな。

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