オリンパスの終焉

ついにオリンパスがカメラ事業から撤退というニュースが入ってきた。パナソニックもフォーサーズから

フルサイズに移行してきているようだし、フォーサーズの終焉もありえるのかといったところ。

オリンパスに関しては、デジカメ1眼としてE-520を初めて買ったのを皮切りにE-3,E-5とずっと愛用して

きたのだが、ろくにアナウンスもなくいきなりフォーサーズからマイクロフォーサーズへの移行。

裏切られたと感じ、それ以来オリンパスのカメラは購入してはいなかったのだが、他メーカーにはない

手振れ補正だとかコンパクトな筐体だとか何かと気になるメーカーではあった。

写りも医療機器のレンズを製造しているだけあってズイコーレンズの知名度は高い。

オリンパスブルーと言って空の青に関してはとても気に入っていたものだった。

スマートフォンの普及に伴い、デジカメの地位が日増しに落ちてきているようだが、そもそも

スマホのレンズとデジカメのレンズは別物と言ってよい。画素数はデジカメを上回るものも登場して

来てはいるが、センサーの大きさではとても敵うものではない。背景のボケ味であったり、暗い所

での明瞭さであったりとまだまだ差は大きい。デジカメメーカーには、益々頑張って頂きたい。

ミノルタ（ソニー）、カシオ、リコー（ペンタックス）と大手デジカメメーカーの撤退は寂しさの

極みである。会社なのだから利益の出ない部門は切っていかなければというのは理解できるが・・・。

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