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一期一会。 [独り言]

なんと今月に入って、2回目の更新。

天気の気まぐれで花も遅いし、雨降りは多いしで書き込むこともなく

ズルズルと日が過ぎてました。


今、仙台の出張から帰ってきましたので、それについて少し。

カメラは一応持っていったのですが、雨がひどく結局一枚も撮らず・・・。

文字だけの更新となりますが・・・。


仙台には毎月一回出張に行っているのですが、新幹線も開通し

2時間ちょっとという距離なので何時も日帰りです。

しかし今回は1泊できることになり、ネットで居酒屋探し。

これしか楽しみがないでしょ、オヤジには。

見つけたのが、一番町の壱弐参(いろは)横丁というところにある「すけぞう」というお店。

美味い料理と日本酒が充実しているとの口コミで決めました。

駅前にとったホテルから歩いて20分ほどかかりましたが、飲みに行こうという時は

苦にならないんですね。


怪しげな横丁の少し奥まった所に店はありました。

戸を開けるとテーブル席は宴会の人たちでびっしり。

カウンターは誰もいないようなのでダメモトで聞いてみました。

「一人なんですが・・・」

おねえさんがいて「少しお待ちを」という返事。

待つこと数秒。

「ここで良ければ」ということで、なんとかカウンターの隅に席を確保。

団体が入っているので忙しそうだが、こっちは時間がたっぷりある。

まずは、ビール。食べ物は・・・・・と。

セットもあったが、函館で一回失敗しているので(次々に出てきてゆっくり飲んでいられない)、

今日は一品ずついってみようということで、最初は本シシャモ。

スーパーなどで売っているのは、本当のシシャモじゃないという話を聞いていたので

ぜひ本物をということでオーダー。香ばしく焼き上げて、子持ちじゃなかったけど実に良い味。

なんつうか、食レポはあまり上手くないんで勘弁。

次は日本酒に切り替えますか、まず山形の”十四代(純米吟醸)”。

くう~。旨いねえ、やっぱり。

久々に飲むといいね、日本酒。つまみは、ホヤ酢ね。

昔は食べれなかったけど、酒を飲むようになったら好きになった。

人間って歳を経るごとに食べ物の趣向も変わるんですね。


マスターは相変わらず忙しそうなので、ひとり酒で楽しんでいると

「いいですか?」と一組のご夫婦。

自分と似たような歳塩梅の感じ。

カウンターの隣の席に旦那さんが自分側。奥様が隣。


一人酒飲みとしては、黙って色々な人の話を肴に飲むのも一興。

でも、ちょっとしたことがきっかけで知らない同志の話が弾む時もある。

その時は煙草がきっかけだった。

今どこでも嫌煙・分煙で煙草吸いには肩身が狭くなっているが、飲んだ時は

また煙草もうまい。

でも、誰も吸っていないしマスターに遠慮がちに聞いてOKだったので何本か

吸ってはいたのだが、そのご夫婦が入って来てもし煙草を吸わない人だったら

あとは我慢するかなあと思ったとき、旦那さんが「マスター、灰皿ありますか?」

ときた。思わず「あっ、煙草吸われるんですね」とこちらから話しかけてしまった。

そうしたら向こうも「あなたの吸い殻をみて、煙草がOKだと思いました」との返事。

それから、「いつも来られるんですか?」「いえ、今回は出張で初めて来たんです」

から始まって酒が進んできたこともあり1時間半ほどそのご夫婦と楽しい晩餐みたいに

なってしまいました。

どこの名前も知らない人と一夜限りのお付き合い(色っぽい方じゃないですけど)。

これがあるから、一人飲みは楽しいんですね。

まあ、店の人とも話せなくて黙々と飲む時もありますが。


長々とちょっとした出会いの模様を書いてみましたけど、あまりにも楽しい夜だったので

書かずにはいられませんでした。


また、どこかでこういう出会いができて美味しいお酒が飲めればいいのですが。


因みに昨日飲んだ日本酒を忘備録代わりに

十四代(山形)

日高見(宮城)

〆張鶴(新潟)

豊盃(青森)

萩の鶴(宮城)


こんなに飲んじゃいました。でも、いい酒は朝が爽やか。

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