「あん」 [本]
久しぶりに本について書く。ドリアン助川氏の「あん」。
はじめは、こんなペンネームの人が書くものは自分には合わないなと
気にもしていなかったのだが、昨年亡くなった樹木希林さんが、いい演技をしていた
と聞き、映画を見る前に読んでみるかなというのが動機でした。
結論から言うといい小説でした。泣けました(最近年のせいか、よく泣くけど・・・)。
読んだ後、テレビで偶然映画が放映されて見ました。
やはり、読んでから見ると脚本の善し悪しがよくわかる。
これだけの長い話を2時間ぐらいの映画にまとめるのは大変だろうな。
この映画に関して言えば、よくできていたかなと思う。
キャスティングも良かった。永瀬正敏さんのどら焼き屋の店長も希林さんの
友人の市原悦子さんも良かった。ただ、市原さんの使い方がもう少しだったかな
(脇役にしてはもったいなかったという意味で)。
内容に関してはバックに松本清張の「砂の器」のと同じように重いものがあるのだが
ほのぼのとした人情ドラマになっているのは、原作がいいのかキャスティングに
あるのか、どちらから先にみても、素晴らしい作品だと思いました。
はじめは、こんなペンネームの人が書くものは自分には合わないなと
気にもしていなかったのだが、昨年亡くなった樹木希林さんが、いい演技をしていた
と聞き、映画を見る前に読んでみるかなというのが動機でした。
結論から言うといい小説でした。泣けました(最近年のせいか、よく泣くけど・・・)。
読んだ後、テレビで偶然映画が放映されて見ました。
やはり、読んでから見ると脚本の善し悪しがよくわかる。
これだけの長い話を2時間ぐらいの映画にまとめるのは大変だろうな。
この映画に関して言えば、よくできていたかなと思う。
キャスティングも良かった。永瀬正敏さんのどら焼き屋の店長も希林さんの
友人の市原悦子さんも良かった。ただ、市原さんの使い方がもう少しだったかな
(脇役にしてはもったいなかったという意味で)。
内容に関してはバックに松本清張の「砂の器」のと同じように重いものがあるのだが
ほのぼのとした人情ドラマになっているのは、原作がいいのかキャスティングに
あるのか、どちらから先にみても、素晴らしい作品だと思いました。