忍者エンターテイメント：津軽発：SSブログ

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忍者エンターテイメント　[本] [編集]

久々に本屋にぷらっと寄ってみました。

昔から本屋好きで２時間はいますね。

雑誌から漫画、文庫本、新書などなど一回り。

帰り際、文庫本コーナーで、気になるタイトルがあったのでちょっと立ち読み。

ジャンル的には時代伝奇小説というのだそうだが、舞台は戦国時代。

長篠の戦いを経て、武田家の滅亡の頃。

その武田家の隠し金を巡って、北条・真田・徳川などの各忍群が入り乱れての物語。

上下２巻の大作なのだが、面白くてサクサク読める。

主人公の「ひとり渡り」多十を中心に武田家の最後の若君、金山衆の少女などが

各家の忍者を相手にいかに生き抜いていけるか、手に汗握る展開。

時代小説花盛りの昨今、こんなに楽しめた本はなかった。

本屋めぐりでこういう「当たり本」を見つけると実に嬉しい。