やはりシーナは、面白い。 [本]
この間から北方謙三の三国志を読んでいるが、一気に読み続けるのもきついので
箸休め的な本を読みたい。
ということでこの間BOOKOFFから買ってきた文庫を。
椎名誠のエッセー2冊。一冊105円也。
実はこのエッセー、30年ほど前に読んでいるのだが懐かしさに思わず買ってしまった。
「国分寺書店のオババ」は、椎名誠のデビュー作。
昭和軽薄体と称する文体が実に面白いのだ。
要するにくだけた話し言葉で書かれてある。
それと擬音がやたらと登場する。
ドバババババーンとかギロギロとか。
あと、ある一定の団体に対する歯に衣着せぬ発言。
毒がたっぷりという感じ。
昔のビートたけしに通じる毒がたっぷり。
それが嫌味ではなくひたすら痛快に感じるのだ。
椎名も若く、自分も若かったから共感する部分があったからかなと思える。
最近はどちらも歳を取り、毒が中和されてきて面白みが少し減った。
シーナも今や押しも押されぬ人気作家になったから、やばいことも書けなくなっただろうし・・・。
70年代から80年代、若者はどういうことを考えまた行動していたのかを知るうえでも
非常に参考になる本である。(大袈裟かな?)
自分がエッセー好きになったきっかけの本でもあるので、ぜひ紹介をしたかっただけです。
興味のある方は、ご一読を。
箸休め的な本を読みたい。
ということでこの間BOOKOFFから買ってきた文庫を。
椎名誠のエッセー2冊。一冊105円也。
実はこのエッセー、30年ほど前に読んでいるのだが懐かしさに思わず買ってしまった。
「国分寺書店のオババ」は、椎名誠のデビュー作。
昭和軽薄体と称する文体が実に面白いのだ。
要するにくだけた話し言葉で書かれてある。
それと擬音がやたらと登場する。
ドバババババーンとかギロギロとか。
あと、ある一定の団体に対する歯に衣着せぬ発言。
毒がたっぷりという感じ。
昔のビートたけしに通じる毒がたっぷり。
それが嫌味ではなくひたすら痛快に感じるのだ。
椎名も若く、自分も若かったから共感する部分があったからかなと思える。
最近はどちらも歳を取り、毒が中和されてきて面白みが少し減った。
シーナも今や押しも押されぬ人気作家になったから、やばいことも書けなくなっただろうし・・・。
70年代から80年代、若者はどういうことを考えまた行動していたのかを知るうえでも
非常に参考になる本である。(大袈裟かな?)
自分がエッセー好きになったきっかけの本でもあるので、ぜひ紹介をしたかっただけです。
興味のある方は、ご一読を。
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