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「許されざる者」 [DVD・BD]

今日公開の渡辺謙主演の映画…と言いたいところですが、本日観ましたのは

クリント・イーストウッドの同タイトルのハリウッド版。

日本版の元になった作品です。

舞台は1880年のアメリカ西部の物語。所謂、西部劇というやつです。


実はこの作品、以前にも観たのですが今回の日本版の公開ということで懐かしくなり

再びDVDを購入ということになりました。

流れ的には賞金稼ぎが、街を牛耳る悪役に仲間を殺されその復讐に燃える。

という典型的な西部劇なのですが、主人公が年老いて(そのわりに子供は小さかったが)

拳銃の腕も乗馬も衰えてしまっているという、なんか暗くなるような昔見た西部劇とは全然違う

印象だったのだが、前回観た時わからなかった作者の意図というか主人公の心情とかが

理解できた。やはり、何回も観てみるものですね。

なんたってアカデミー賞4部門受賞ですもんね。駄作であろうはずはない。

でも、期待が大きすぎても空振りする時もあるので、注意は必要ですが。

国籍の違いというのもありますし、考え方は十人十色。


日本版は舞台が明治維新(1880年前後)の北海道。

西部劇が時代劇になっているとのこと。黒沢明の「七人の侍」が「荒野の7人」にリメイクしたのと

逆ですね。公式サイトを見ますと、内容はほぼ同じような感じですが(あくまで予告編を見ただけですが)、

邦画だと感情移入しやすいというか、しっくりくる感じです。

キャストも主演の渡辺謙を始め、佐藤浩市、柄本明といった豪華脇役陣。

気合の入り方が違っているようなので、この作品も何かしらの賞を取るのでは?と思います。


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