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再会 [本]

すごく久しぶりにブックレビューのようなものを。

今回読んだのは、第56回江戸川乱歩賞受賞作「再会」という本。

作者は横関 大という人。

横綱と大関を合わせたようなペンネームですね。相撲でもやってたのかな?


それはともかく、内容は小学校の同級生4人がタイムカプセルを校庭に埋める。

その中に入っているものが問題なのだが・・・。

それから23年後、ある殺人事件をきっかけに再会する。

その事件にタイムカプセルに入れたあるものが使用されたのだ。4人の誰が犯人なのか。

そんな流れで現在と過去が交差して、飽きさせずに読ませる。

登場人物がそんなにいないので、こいつかそれともこっちかなんて考えて読んでいる間に

終盤に近くなる。そこで、あっと驚く展開が・・・。

驚愕のラスト・・・なんて解説は書いてあるが、ちょっと世慣れた読書人なら大体予想がつくのであるが、

それでも乱歩賞を獲るだけの作品だから面白いのだが、少し物足りなさもあった。


息もつかせぬスピード感のある展開は面白かったが、もうちょっとどんでん返しみたいなのがあれば

もっと楽しく読めたのだが・・・。

偉そうなこと言って自分で書けるわけではないのだが・・・・・。

まあ、一読書人の戯言と思って読んでください。
再会 (講談社文庫)

再会 (講談社文庫)

  • 作者: 横関 大
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/08/10
  • メディア: 文庫



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