函館旅行記（１）

土日の休みを利用して、予てより訪ねたかった函館に行ってきました。

今回の目的はストレス解消としてプチ贅沢をしてみようということで・・・。

でも根っからの貧乏育ち、思い切った贅沢もできず・・・それはさておき何回かに分けて

今回の一人旅をアップしていきたいと思います。



震災の影響でまだ正常ダイヤが組まれていなかったので、本来は朝2番発となる「スーパー白鳥95号」

に乗り込み、約2時間20分で函館へ。



函館駅にも「がんばれ東北」の横断幕が・・・。

それにしても15年ぶりの函館駅は随分新しく、綺麗になっていた。



天気予報はドンピシャリ。雨の出迎え。自分は雨男なのか、旅に出ると雨の日が多い。

市電の一日乗車券を手に入れ、まずは昼飯へと駅を後にした。



駅のすぐ横にある朝市の「どんぶり横丁」もあったのだが、函館での最初の食事は「塩ラーメン」と

決めてあったので、まっすぐ「星龍軒」へと向かう。

駅から徒歩約5分。目指す「星龍軒」の看板が見えてきた。

腹がグーとひとつ鳴く。

店の前に車が２台止まっていた。さすが有名店、混んでいるのだなと思って店の前に着くと

「ガーン！」「改装の為、お休みを頂いております」

なにい！誰の許可を得て・・・（ブルブル）こんなに腹を減らしてきたというのにい～・・・。

と思っても、閉まっているのだから諦めるしかない。


雨の中とぼとぼと電車に乗り、とりあえず「宝来町」まで行ってみた。

電車を降りると右手に



なんで？なんで函館に坂本龍馬？

？？？のまま周りを見渡すと、最近ここに「坂本龍馬記念館」というものが出来たそうで、

シンボルとして建てたらしい。詳しいことはその記念館には入らなかったのでわからないが、

本人も（坂本龍馬のことね）北海道に開拓に来たかったらしいことは何かで読んだような気がする。

しかしご存知の通り、道半ばで暗殺されてしまった。

彼の子孫が北海道と深く関わっているそうで、それでこの記念館なのかと・・・たぶん。


それはともかく、今は昼飯が優先事項なのだ。


少し歩くと、ありました～。



「マメさん」と言えば、横浜のラーメン博物館でも好評を博した一軒では。

早速、中に入ってみた。昼時だというのにあまり人がいない。

と思ったのも少しの間で、５分ほどしたら車で駐車場がいっぱいになった。


食券を買うのだが、種類が多くてどれにしたらいいのか迷った。

でも、だいたい一番最初に書いてあるのがその店の「看板メニュー」だと思ったので

「昔の塩ラーメン（たまご麺）」というのをチョイス。



透き通ったスープに細麺。チャーシューと海苔、そして麩。

実にシンプル。潔いラーメンではありませんか。

スープを一口。美味い。ほのかな鶏ガラの香りとあっさりとした塩味。コクはある。

麺も食べやすい太さにスープの絡みも良い。

腹が減っていたというのを差し引いてもなかなかの味だなと思う。


これで一息つく。

本来の予定では、駅前でラーメンを食べてからホテルのある五稜郭を見に行くはずだったのだが、

反対の方に来てしまったので、ベイエリアを少し散策することにした。


それにしても鬱陶しい雨だ。



金森倉庫群の中にある店で珍しい物をみつけた。

店は「レ・コンフィチュール」という名前。ミルクジャムの専門店だ。

ミルクジャムという聞いたことのない物を販売しているということで興味を持った。





試食させてもらうと練乳のようなそれでいてあっさりと癖のない味。

うまく表現できないが、今まで食べたことのないもの。

パンはもちろんヨーグルトなんかに入れても美味しそうだ。

色々な味があるようだが、無難な？「塩ミルククリーム」と「カマンベールとミルククリーム」を購入。



帰ってから食べるのが楽しみだ。


～続く～

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