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忘れられない3月 [独り言]

今日で2011年3月も終わる。

自分の人生の中でも忘れられない3月となった。

同じ東北があれだけの災害に合い、知っている町がなくなり、多くの人命が奪われた。

直接自分には被害がなかったが、毎日テレビを見ていると心が痛む。

何時までも悲しんでばかりもいられないと復興に乗り出す人たちの姿を見るにつけ

涙が出てくる。

特に子供たちが「みんなのために、何かしたい」とか「将来は人を助ける仕事をする」なんて

言葉を聞くと堪らなくなってくる。


自分の会社も食品の製造で原材料などが少ないながら政府の依頼を受け被災地への支援

を行っているが、少しずれているのではないかと思うこともあった。

被災地への食糧援助ですぐ必要なものと言えば、何もしなくてもすぐ食べれられるもの。

ガスも電気も水も無いのだから焼いたり、煮たりするものを送ったりしてもすぐは食べられない。

ある場所にそうした食品が届けられないで山積みになっているところを見せられて、その人の立場に

なってみないとわからないのだなあということがわかった。

実際被災者の方々の「今欲しいもの」ということを聞くと「すぐ食べれるもの」という答えがあった。

何でも送ればいいというものでもない。段階を経て考えながら送らなければいけない。


あと、政治の対応だと思う。別に今の菅政権を支持しているわけではないのだが、国会の場で

ヘリコプターで被災地の視察に行ったことを責めたりしている。

それがパフォーマンスであれ、心情的な行いであれ、そんなことを論議している場合じゃないだろう。

未曽有の大災害でこの国が弱っている時に批判し合っているなんて諸外国からの笑い者だ。

その地の町長や村長など被災に合ってリーダーがいなくなっている所もあるのだから、その土地選出の

国会議員でもそこに行って空白を埋めるような仕事をしたらどうなんだと言いたい。

今は与党も野党も無いだろう。日本人として行動してほしい。


あまり政治のことを書いていると頭にくるので、この辺でやめておきます。

とにかくテレビや新聞に言われなくとも、節電や買占めをやめるなど小さいことから協力して

現地の復興を願いましょう。


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